2016年1月8日金曜日

不定期コラム その1 歯科衛生士不足

歯科衛生士が不足していると言われ、もう10年以上になると思いますが、
歯科衛生士の免許を持っている人は、確か27万人前後だったと思います。
歯科医院数が6万8千医院前後で、
常勤、非常勤問わず、1医院当たりの歯科衛生士在籍数が
全国平均で1.3人とのデータがあるので、
計算すると歯科衛生士の実働人数は9万人弱となります。
つまり、全体の1/3しか歯科衛生士として働いていないという事になります。
これでは「衛生士不足」といわれても仕方ありません。
また人材紹介を行っている立場から見ても、
歯科医師を紹介するより、歯科衛生士を紹介する方が難しいというのが実感です。

このような状況の原因を考え、対策を早急に考えなければならないと思いますが、
歯科医院からすれば、それはそれとして、何とか確保しなければと
思われているところも多いと思います。

実際に人材紹介業務を行って感じるのは、
結婚や出産で現場から離れた衛生士の方々で、
現場に復帰したいと考えておられる方が非常に多いという事。
その一方、不安に思われている事もあります。
それは、
①ブランクがある事をどう思われるのか。
②育児や家事があり、夕方には終わりたいので、
1日フルタイムで働く事が難しい。

歯科医院とすれば、この不安を取り除く事が出来れば、
歯科衛生士を確保出来るかも知れませんね。


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